Glovalish de English

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映画予告編で英会話:「オデッセイ (The Martian)」

映画「オデッセイ (The Martian)」で英会話

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「エイリアン」、「ブレードランナー」のリドリー・スコット監督と「ボーン」シリーズのマット・デイモンSF映画

 

火星に一人取り残される…

 

考えただけで怖くなります(泣)

 

 映画「オデッセイ (The Martian)」予告編

 

<①リスニングチャレンジ>

②動画の英語字幕をチェック

※字幕ボタンで英語字幕のオン・オフができます。

 

③下の日本語訳をチェック

 

<ブログ主翻訳&解説>

1. すべての人間にはお互いを助けようとする本能がある

 

2. 登山者が山で遭難したら、協力して捜索する

 

3. 街が地震で壊滅的なダメージを受けたら、世界中の人々が救援物資を送る

※ level は動詞として「平らにする」という意味があります。

ここから「破壊する」という意味にも派生します

 

4. この本能は例外なくすべての文化圏において見られる

※ without exception (例外なく)

 

5. 午前4時半ごろ、我々の衛星が火星のアレス3ミッションサイドに接近する嵐を確認

 

6. 嵐はかなり危険なレベルになったため、ミッションを中止せざるを得なくなった

※ escalated to severe(escalated to the severe level)

※ abort(中止する)

→ 戦争映画などでもよく使われます

 

7. しかし、退却の過程で宇宙飛行士のマーク・ワトニーが死亡

 

8. 今後の記録のために撮影している。

私はマーク・ワトニー。依然として生きている…明らかにね

※通常 log は「日誌」や「(データの)記録」という意味で使われますが、今回は映像記録なので分かりやすく「撮影」としました

 

9. NASAともクルーとも連絡が取れない

 

10. たとえ連絡がとれたとしても、次の火星への有人ミッションは4年後

 

11. 食料の残りは31日分

 

12. この危機的状況で残されたオプションはただ一つ

※ in the face of ~(〜に直面して)

※ overwhelming odds(危機的状況)

→ overwhelmingは「人を圧倒するような」

→ odds は「見込み」

 

13. 科学をフル活用してこの危機を切り抜けるってことだ

※ 「科学をフル活用して」

→ ここは意訳でないと絶対に訳せません。

science は名詞なので、通常はhave to の後ろには付くことはありません

(have to の後ろは必ず動詞の原形)。

しかし、最近では google のように名詞を動詞として使うこともあるため(Could you google it for me? (ちょっとググっといて))、このような言葉が増えてきています。 新しい言葉や造語に対応しないといけないので翻訳家も大変なんです…

※「切り抜ける」 → shit は良くない状況、out of ~ 「〜から外へ」なので、これらの状況から「(悪い状況を)切り抜ける」と訳しました

 

14. 計算をしよう

※ do the math(計算をする)は 命令文で Do the math! (よく考えろよ!)のようにも使います。

 

15. 何も無いこの惑星に、4年分の作物を育てる方法を考えないと

※ figure out「アイデアを出す」

※ four years worth of ~「4年分の〜」

 

16. だがまずはNASAと連絡を取る方法を考えないと。

でないと、すべてムダになってしまう

※ matter は動詞で使うと「重要だ」という意味になります。

none of this matters なので「何も重要でない」となります

 

17. ヒューストン。ビデオメッセージを受け取りました。全クルー宛てです

※ Houston (ヒューストン)

テキサス州にある都市。NASAのジョンソン宇宙センターがある場所

※ be advised はビジネスレターでもよく使う表現で「お知らせします」という意味になります。

※ directed to ~「〜に向けた」

 

18. 流して

 

19. "受信してる?"

 

20. ウソだろ…

 

21. マークは生きている

 

22. "迎えに行ってやる"

 

23. 歴史の一部になるぞ

ニール・アームストロングは誰もが知っている人類初の月面着陸に成功した宇宙飛行士

※In your face は「面と向かう」や「公然と」という意味がありますが、ここでは Neil Armstrong を出していることから「火星で一人生き残ることができれば、あなたと同じく歴史に名を刻むことが出来る。見てろよアームストロング!」

という気持ちでのセリフだと思います。

これも絶対に直訳はできない英語です。

 

24. 彼を見捨てた私たちが助けに行かないと

※ leave ~ behind「を置き去りにする」

 

25. NASAの命令に背くことになるわ

※mutiny「反逆」

 

26. 補給機とのドッキングに失敗しても死ぬ

※mess up 「失敗する」

→他にも似た表現で screw up というのも。

rendezvous「結合、統合」。

宇宙工学では「ランデブー」で通じるようです。

今回の僕の日本語訳は分かりやすいように「ドッキング」としました。

 

27. もし地球との重力アシストに失敗しても死ぬ

※earth gravity assist「重力アシスト」

→燃料を消費せずに惑星の重力を使って機体の速度、方向を変える技術のことで、「スイングバイ」とも言うようです。

宇宙でのミッションは燃料など、事細かに決められているため、いかに効率よく機体を動かすかが大事になってくるんですね。

 

28. 宇宙は協力してくれない 29. いつかかならず不利な状況に陥ることがある

※go south on ~「〜にとって不利に働く」というイディオムです

 

30. その時きっとこう言うだろう。「もう終わりだ…」とか「こうやって死ぬのか…」ってね

This is itは「これで終わり」という慣用表現です。

マイケル・ジャクソンの死後に発売されたアルバムも This is it. でしたね。

「もう彼には会えない」という意味で付けたのかなぁ〜

 

31. 彼が生きているという可能性は?

ここまで内容をしっかりと理解した上で日本語字幕バージョンを見てみてください。

上の逐語訳と比べ、字幕とどう違うか見比べると面白いと思いますよ。

 

<④日本語字幕バージョン>

 

 

 

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