海外ドラマ「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」で英会話
海外ドラマ「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」
今回紹介するのは海外ドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」
Netflix で最終シーズンが配信されていて、もう一回復習で頭から見直しているところです。
日本でもリメイクされていたようですが、どうだったんですかね?
僕はオリジナルしか観てないので日本版リメイクについては分かりません・・・
「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」紹介動画
このドラマ、とにかく1話観たら止まらなくなります…
見どころは、やはり主演のタチアナ・マズラニーの演技力。
前科者のサラ、ドイツ人のカーチャ、ヒステリックなサッカーママのアリソン、科学者コシマ、謎の女性レイチェル、そして暗殺者ヘレナ。
同じ顔だが国籍もキャラクターもまったく違うクローンを見事に演じ分けています。
特に暗殺者ヘレナの狂気に満ちた演技は、まさにブラボー!
まるで別人が演じてるんじゃないか、と言う錯覚に陥ります。
今回はタチアナ・マズラニーが使い分けている国別アクセントについて触れてみたいと思います。
英語の国別アクセントについて
国籍が異なれば当然、英語の発音も異なるわけで…
今回は彼女もドラマの中で使い分けていたイギリス英語、アメリカ英語、ロシア/東欧の英語、それぞれの発音とイギリス英語のスラングに触れようと思います。
①イギリスVSアメリカ
It doesn’t matter.
米:だずん・まらぁ
英:だずんと・またー
※イギリス英語の方が、一つ一つの単語をはっきりと発音するので英会話初心者の方には聴きやすいかもしれません。
一方アメリカ英語は語尾が落ちたり、次の単語と連結したりするんで
「この単語は語尾が落ちる」
「この単語とこの単語がくっつくとこう聞こえる」
と知らないと聞き取りが難しいかもしれませんね。
I can’t ~
米:あぃ・きゃんと
英:あい・かんと
※これも典型的なイギリス英語とアメリカ英語の違いです。
②イギリスVSアメリカVSロシア/東ヨーロッパ
What are you doing?
米:わ・らー・ゆー~
英:わっ・たあー・ゆー
露、東欧:わっと・ある・ゆー
ロシア、東欧(旧ソビエト圏)のかたの英語なまりは、母音のあとのRの発音が「る」になる傾向が強いようですね。
なので彼らが喋るとIt doesn’t matter. は「いっと・だずんと・またる」になっちゃいます。
では次に、ブリティッシュ英語によく見られるスラングを紹介します。
ブリティッシュ英語スラング
シーズン1、エピソード2 新たなクローンの出現に驚いたサラが一言。
Bloody hell! (嘘でしょ?!)
※イギリス英語ではこの bloody がやたらでてきます。
アメリカ英語では使いません。
名詞の前に置いて、その言葉を「強調」します。
Bloody hell!は米語でいう What the hell?!や Holy sh*t! と同じで驚きを表します。
あともう1つ。
シーズン1、エピソード3 ベスを殺したのはあなたじゃないの?と疑うアリソンにサラはこう言う。
Oi! (ちょっと!)
(発音:おい!)
・・・・・・・笑
そうです、日本語の「おい!」と同じです。
米語の Hey! と同じ感じで使うそうです。
「オーファンブラック」はいろんな国の英語なまりが勉強できる最高の英語リスニング素材です。
ぜひ観てください。
では。
Ciao!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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