Glovalish de English

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TOEIC 新形式

TOEICの形式変更について

※先日Facebookでアップした内容と同じです。

 

近々、岡崎市内で会場を借り、新TOEICの説明会を開催することを考えています。

日時はGlovalish スクールウェブサイトで告知しますので、気になる方はぜひチェックしてください。

 

ETSから発表された変更内容は次の通り

 

Part 1:

問題数 10 問 → 6 問 に削減

・問題の内容、傾向は変わらないようです

 

Part 2:

問題数 30 問 → 25 問に削減

・問題の内容、傾向は変わらないようです

 

Part 3:

・問題数 30 問 → 39 問に増加

・現行の問題タイプに加え、新規問題タイプが出題

1) 2名の会話に加え、3名の会話文が出題されます

2) チャートを使い、会話で言われている項目はどれか、といった問題が出題されます

3) 発言内容から、話者の原意を問う問題が出題されます

(I can't believe it. ← 彼女は良い意味で使ってる?悪い意味で使ってる?など)

・今までの設問タイプ(概要型、ピンポイント型、定型タイプ、非定型タイプなど)は引き続き出題される模様

 

Part 4:

・問題数に変化なし

・現行の問題タイプに加え、新規問題タイプが出題

(Part 3 同様チャートを使った問題の出題や、口語英語表現に精通しているか、といった会話力を問う問題が出題されます。)

 

Part 5:

・問題数 40 問 → 30 問に削減

・問題内容、傾向は変わらない模様

(予想:構造理解タイプ 10 問、語彙&複合:15 問、秒殺:5 問?)

 

Part 6:

・問題数 12 問 → 16 問に増加

・現行の問題タイプに加え、新規問題タイプが出題

(今までの空所補充に加え、「この文書の最後に付け加えるとしたら、どのような文が適切か?」を問う問題が出題 = 全文を理解しないと絶対に解けない問題)

 

Part 7:

・1つの文書 問題数 28 問 → 29 問

・複数文書 問題数 20  → 25 問

※文書の数が従来の2文書タイプに加え3文書タイプも…

・文書タイプの追加

(LINEをイメージしたテキストメッセージが追加)

・設問タイプの追加

(次の文を入れるとしたら 1 ~ 4 のうちどこが適切か、といった大学受験で定番のタイプが採用されました = Part 6 の正しいセンテンスを選ぶ設問同様、これも全文を読まないと解けない問題です)

 

 

TOEIC のウェブサイトにアップされていた問題を実際に解いてみた感想は・・・

 

1. 問題作成者のETSは「レベルは変わらない」と言い張っていますが、Part 1, Part 2 などの得点源が減り、Part 5 の1文だけで情報処理が可能で解答を出せるものが減ったことを考えると、初級・中級レベルの方にはかなり難しくなる気がしました(処理する情報量が多い)

 

2. 「TOEICでは英語力は測れない」と散々言われ続けてきたせいでしょうか?「英会話で使える本物の英語力」の知識を問う問題が多くなる見込みです。

 

3. 個人的には慣れ親しんだ Part 5 の文法の形式が変わらないのが、ホッとしました。

 

4. Part 7 のダブルパッセージ以外にも トリプルパッセージが加わった点は、嫌がらせとしかいいようがありません…

 

まとめ

2006年の前回改定時は、前の試験から大幅に変更になったため、今までしてきた対策がまったく無駄になってしまう、という状況に陥りましたが、今回は現行の試験傾向を残しつつ、新たに問題の形式を追加する、という形のようです。

また情報が入りましたら、随時アップします。

 

Ciao!

 

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