Glovalish de English

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映画「マネーショート 華麗なる大逆転」(vol 2:予告編で英会話)

映画「マネーショート 華麗なる大逆転」(原題:Big Short)

 

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映画解説&劇中の金融用語解説は前回のブログを見てみてください。

↓↓↓

www.glovtoeicblog.com

 

では映画予告編を使った英語表現を見ていきましょう。

 

マネー・ショート(The Big Short)- 予告編

<①リスニングチャレンジ>

 

<②英語スクリプトで確認>

★英語字幕表示方法

字幕ボタンのオンオフ

 

<③日本語&解説>

※英語学習用に原音に近い訳を付けているので日本語として不自然な部分もあります

0:11

Michael ~

「調子はどうだ、マイケル?」

 

0:12

I found ~

「面白いことになりそうだ」

 

0:16

The whole ~

「すべての住宅市場はこれらの不良債権に支えられている」

※be propped up on ~(〜に支えられている)

→ここでの不良債権サブプライムローン(subprime loan)を指します。

バリーのセリフは、「サブプライムローンがデフォルト(債務不履行)になることで、それによって支えられている住宅市場が崩壊すること」を意味しています。

 

0:21

They will fail. 「間違いない」

 

0:22

The housing market ~ 「住宅市場は安定している」

※rock solid(石のように手堅い)

※当時は、上の図式を予見できた投資家は少なかったんですね〜

 

0:26

It's a ~ 「時限爆弾だ」

 

0:28

So Mike Burry ~

「散髪はSuper Cutsで、靴も履かない裸足のマイケル・バーリって男が アラン・グリーンスパンよりも金融の知識があるっていうのか?」

 

※Super Cutsは低価格の理髪店

Alan Greenspanは前 FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)の議長。 現FRB議長はジャネット・イエレン( Janet Louis Yellen)

 

0:33

Dr. Mike Burry. 「ドクター・マイケル・バーリだ」

→バーリは元々医師だったのですが、投資について書いたブログが人気となり、ヘッジファンドを設立しました。

原作によると人付き合いは苦手ですが、天才的トレーダーだったらしいです。

 

0:38

You know ~

「いいか、マジで頭にきてんだ」

 

※You know what?(いいか)

※I'm pissed off.

→piss +人+ off で「〜を怒らせる」 彼女を怒らせた、って言いたければ

I pissed her off yesterday.

(昨日彼女を怒らせちゃった)

今回は受動態なので「怒る」

 

0:41

American people ~

「アメリカ国民は銀行に言いくるめられてる」

※get screwed by ~(〜に無茶苦茶にされる)

 

0:44

And I am getting ~

「マジで腹が立ってきた」

※「getting 比較級」で「段々〜する」の意味 段々暖かくなってきた、と言いたければ It's getting hotter.

 

0:45

It's unbelievable. 「信じられん」

0:47

Then this guy ~

「で、そいつがオフィスに入ってきて、こう言ったんだ」

 

0:50

"there's some shady ~"

「“不正取引が行われてる”だろ」

 

※shady(怪しい)

※go down(何かが起きる)

 

0:56 All the banks ~

「銀行が浮かれてる間に −」

※have a big old party

→まさか住宅ローンが焦げ付くなんて考えずにパーティーをやってる、ってことかな

 

0:57

A few outsiders ~

「連中が考えもしなかったことをやろうとしてる奴らがいる」

※outsiderは「異端者」

→「既成概念にとらわれず物事を考える」ことをthink outside the boxと言うことから、周りと違った考えをする人のことを「アウトサイダー」と形容します。

 

1:01

The whole world ~

「世界経済が崩壊する」

 

1:05

I'm sure ~ 「銀行が欲しいのは“貪欲さ”じゃなく“見返り”よ」

※incentive(動機付け、報奨金)

※greed(貪欲)

→この女性は格付け会社スタンダード&プアーズの社員役として出てきています。

今回のセリフは本編でカットされていた気がするので、正直incentiveの適訳が難しかったです。 すみません。 1:10 You're wrong. 「そうかな」 1:12 No one ~ 「誰も気にかけちゃいない」

 

1:12

The banks ~

「銀行は貪欲になった」

 

1:15

And we can profit ~

「あいつらがバカなおかげで儲けられる」

※profit off of ~(〜から利益を得る)

※stupidity(愚行)

 

1:17

You wanna ~

「銀行を手玉に取る気か?」

※bet against(〜に賭ける)

 

1:18

They'll think we're ~

「やつらは俺らの頭がイカれちまってるって思うかもな」

※have a stroke(脳卒中で倒れる)

 

1:22

Kind of brilliant. 「いいね」

※brilliant(素晴らしい)

 

1:25

Fraud has ~ go south

「詐欺は通用しない 必ず自滅する」

※fraud(詐欺)

→ここでは「信用詐欺」のこと

※things go south(事態が悪くなる)

 

1:31

When the hell ~

「みんな忘れたのか?」

※the hell

→強調するときに使います

What the hell am I supposed to do?(いったい何しろっていうの?)

 

1:40

「どうやって銀行にそれを?」

 

1:41

「“愚行”によってさ」

 

1:42

But that's not ~

「それは愚行じゃない。詐欺だ」

 

1:45

Tell me the difference ~

「“愚行”と“法律違反”の違いを教えてくれ そうすりゃ義兄を逮捕させられる」

→それほど illegal と stupidity は紙一重ってこと 義兄はいつもバカなこと(stupidity)ばっかやってるから、stupidity と illegal(違法)がイコールなら、あいつを逮捕してもらえる、ってこと。

ブラックユーモアたっぷりですね。

 

1:55

Do you have ~

「何をしたか分かってんのか? アメリカ経済に賭けたんだぞ」

 

2:02

If you're wrong ~

「もし間違いなら すべてを失うことになるんだぞ」

 

2:06

The banks ~

「アメリカ国民は銀行に騙されてきた」

※defraud(騙す)

 

2:08

Now we can ~

「今度はやつらに仕返しする番だ」

※kick someone in the teeth(やっつける)

→直訳は「歯を蹴る」 考えただけでも痛いですよね。

ってことは徹底的に痛めつけるってこと。

 

2:10

OK. Here we go.

「よし、やるぞ」

 

2:15

You target strippers? With ~

不良債権をストリッパーに?」

 

2:18

And they ~

「金持ってるからな」

※all-cash rich →all-cash(全額現金払いの)

 

2:20

You're not ~

「住宅ローンを借り換えることはできない」

※refinance

→refinance a current mortgage(現在の住宅ローンを借り換える)

 

2:21

On all my loans?

「全部のローンがダメなの?」

 

2:22

What do you ~

「“全部”ってどういうことだ?」

※一つだけじゃないのか?ってこと

 

2:24

I have ~

「一軒家が5つとマンション1つ」

※condo(マンション) = condominium

 

映画を観終わったあとの感想は、 「当時のアメリカ金融界はマジでpiece of shit(クソ)だった」 ってこと。

 

どれだけ多くの投資家が投資銀行の口車に乗せられ、悲惨な目に遭ったか…

 

同じ轍は踏まないようにしてもらいたいものです。

 

映画を観られた方は、ぜひ原作「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」も読んでみてください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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