Glovalish de English

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映画・ドラマでよく見るシーンとセリフ(刑事モノ)

R. City - Locked Away ft. Adam Levine で英会話

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 映画やドラマを見ていると「あ、このセリフよく耳にするよね」というシーンがたくさんあります。

今日はR. Cityのミュージックビデオの中から、刑事ドラマでよく聞くお決まりフレーズを2つ紹介します。

 

R.City - Locked Away ft. Adam Levine 

 

 

 

歌詞とその他のセリフについては次回詳しく解説します。

(0:15)

You have the right to remain silent.

あなたには黙秘権がある

 

Anything you say can and will be used against you in a court of law.

供述内容は法廷で不利になることもある

 

※アメリカの警察は容疑者を逮捕する際、必ず以下の4項目を読み上げる必要があります。

1. You have the right to remain silent.

(あなたには黙秘権がある)

2. Anything you say can and will be used against you in a court of law.

(供述は法廷において不利な証拠として用いられる可能性がある)

3. You have the right to have an attorney present during questioning.

(あなたには尋問の際、弁護士の立会いを求める権利がある)

4. If you cannot afford an attorney, one will be provided for you.

(もし弁護士を依頼する経済的余裕がない場合、公選弁護人をつけてもらう権利がある)

 

これらの項目は「ミランダ警告(the Miranda warning)」と呼ばれ、

ミュージックビデオのシーンは1と2の項目になります。

もし、このミランダ警告を読み上げない状態で容疑者から自白を得たとしても、裁判での証拠として用いることはできません。

3の「弁護士の立会いを求める権利」は、映画・ドラマではよく取調室で容疑者が刑事に I need to call my lawyer. (弁護士を呼びたい) と言っているシーンでおなじみ。

4の「公選弁護人」の選定も法廷モノではよく出てきます。

 

経済弱者にとって弁護士を雇う費用を捻出するのは至難の技。

とはいえ、法の世界は平等を謳っているため、たとえ犯罪者とはいえお金のない人にもきちんと裁判を受ける権利を与えています。

 

もちろん公選弁護人を断り、法廷で自分自身を弁護する、ということも可能です。

ハリウッド映画は刑事・法廷モノが多いので、警察や裁判の知識が少しあると字幕なしで映画を観る楽しみも増えますよ。

 

もしよかったら、僕が吹き替え翻訳を担当させていただいた海外ドラマ 「ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ 1〜6>」 を観てみてください。

(全エピソード中、4分の1の吹き替え翻訳をさせて頂いています)

http://www.law-and-order.jp/

 

まさに「アメリカの警察ドラマ、法廷ドラマの原点はここにあり」といった素晴らしいドラマです。

このドラマについても近いうちに触れたいと思います。

では次回は同じミュージックビデオの残りのセリフ部分と歌詞について解説します。

 

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