第213回TOEIC公開試験の感想
2ヶ月ぶりのTOEIC公開試験
受験された方はお疲れ様でした
次回からはしばらくTOEIC SW (Speaking & Writing) を受けようと思っているので、TOEIC公開試験の感想ブログは今回で一度お休みにしようと思います
ということで、今回は1年ぶりに「検証受験」をしてみました
以前は「470点を超えるのに必要な正解数は?」という検証を行いましたが、今回はトヨタ自動車などの大手企業で最も需要の高い600点をターゲットにした実験です
検証内容の前に今回の感想を簡単に
パート1:
簡単
パート2:
やや難
パート3:
やや難
※選択肢が全体的に長かった
※会話のトピックも難しめのが2セット
※3名の会話が2セット
※意図問題は普通、グラフィック問題は簡単
パート4:
普通
パート5:
簡単
※品詞問題(9問)、動詞問題(2問)、前置詞・接続詞(6問)、代名詞(2問)
品詞問題が多めだったから簡単と感じた方が多かったのでは?
パート6:
普通
パート7:
・SP(簡単)
・DP(普通)
・TP(普通)
<検証内容>
全体:
600点超えに必要な素点(正答数)は?
中でも
①「難しい問題」を捨てた場合でも600点の確保は可能?
②600点超えに新形式タイプの攻略はMUST?
という点を検証してみました
「いつもリスニングのほうが点数が高い」という生徒さんが多いため、リスニングセクションの解答数を少しだけ増やしてみました
リスニング(70問)
リーディング(60問)
きっかりこの問題数だけを解答してきました
わざわざ間違いの選択肢をマークする意味はないので、リスニングの残り30問、リーディングの残り40問はマークせずに提出しました
実験①:
「捨ててもいい問題と取るべき問題」
先述の未解答の問題には「捨ててもいいタイプのQ」を含めました
600点を目指すうえで必要なのは、取るべき問題をいかにきちんと取るかです
<リスニングセクションで取るべき問題>
パート1(人物のみ、物のみ、風景のみ)
パート2(WH、Yes/No、依頼・提案・申し出・許可、付加・否定Q)
パート3&4(概要・目的タイプ、定型ピンポイント設問)
<リスニングセクションで捨ててもいい問題>
パート2(ひとり言タイプ、間接的な応答)
パート3&4(非定型タイプで漠然としたQ)
<リーディングセクションで取るべき問題>
パート5(品詞、動詞、文脈依存しない前置詞、パートナー、文脈依存しない語彙)
パート6(文脈依存しない独立タイプ)
パート7(概要・目的、ピンポイント、同義語、ピンポイントのINDICATE)
<リーディングセクションで捨てても良い問題>
パート5(前置詞VS接続詞VS副詞、構文、文脈依存する前置詞、文脈依存する語彙)
パート6(文脈依存する語彙・時制タイプ)
パート7(シングルパッセージ後半2セット、情報分散タイプ、NOT、全体を問うINDICATE、推測)
実験②:
「新形式問題」
<リスニング>
今回はパート3&4ともに
・意図Q(What does the woman imply when she says ~)の5問はすべて無視
・グラフィックQは5問とも簡単だったのですべて解答
としました
<リーディング>
・パート6の文挿入タイプはすべて無視
・パート7のtext message chain および chat タイプに出る意図問題は解答
・シングルパッセージの全体を問うINDICATEは無視
(ピンポイントのINDICATEは簡単なので解答(2問程度))
・NOT問題は無視
・ダブルパッセージは最初のセット(176-180)の簡単なタイプのみ解答
・トリプルパッセージは最初のセット(185-190)の簡単なタイプのみ解答
リーディングセクション(特にパート7)ではINDICATEとNOT問題はほぼ未解答ですが、それでも余裕を持って6割の正答率は確保できます。
ちなみに6割解答で検証を終えたのが2時20分
600点を目指すのであれば、
「難しいタイプの問題を捨ててそれ以外の問題を時間をかけて確実に取る」
というのも一つの対策といえるかもしれませんね
リーディングセクションでは、最後の10問を塗り絵される方がいらっしゃると思いますが、
今回は純粋に素点データが欲しかったので最後の10問は未記入で提出しています
来月結果が出たら報告します
ぜひGlovalish(グローバリッシュ)へお越しください
ではまた。
Ciao!