1日1題 TOEIC Part 5 (#30)- 動詞問題
今回のTOEIC Part 5 の問題演習
動詞問題
The shuttle bus ________ every two hours from the front entrance of the hotel.
(A) leave
(B) were left
(C) are leaving
(D) leaves
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動詞問題です
正解は (D) の leaves
動詞問題は以下のポイントを元に作られます
① 準動詞 VS 本動詞
② 能動態 VS 受動態
③ 主語に対する述語動詞の対応
④ 時制
まず①の観点から選択肢を分類すると
(A) leave
→本動詞
(B) were left
→本動詞
(C) are leaving
→本動詞
(D) leaves
→本動詞
で、全て本動詞となっています。
ということは①の観点からは正解は選べないので、②の「態」に着目します。
同じく選択肢を分類すると
(A) leave
→能動態
(B) were left
→受動態
(C) are leaving
→能動態
(D) leaves
→能動態
となっていますね。
仲間はずれの感覚で行くと、A, C, D 対 B と分類されることがわかります。
候補の多い A, C, D よりも、候補の少ない B からアプローチした方が、効率はいいので、(B) の受動態の可能性を考えて見ます。
SVO型 を取る動詞は「受動態にした場合、後ろには目的語は取らない」ため、(B) は形の上ではOKそうですよね。
ただ、ここで (B) に飛びつくとやられてしまいます。
なぜなら、leave という動詞は
1) She left Tokyo. (彼女は東京を出た)
→他動詞 (SVO型)
2) She left for Tokyo. (彼女は東京に向け旅立った)
→自動詞 (SV型)
のように、他動詞&自動詞両方の働きを持っているため、能動態として使った場合でも、後ろに名詞目的語がなくても成立するからです。
ということは、先ほどの問題作成ポイント
① 準動詞 VS 本動詞
② 能動態 VS 受動態
の2つまできても答えは絞れないということになります。
では、次のポイント
③ 主語に対する述語動詞の対応
からアプローチして見ましょう。
主語は The shuttle bus と「三人称単数」となっていることに気づきましたか?
もう一度選択肢を「主語に対応する述語動詞の形」に着目して分類してみると
(A) leave
→主語が複数のとき
(B) were left
→主語が複数のとき
(C) are leaving
→主語が複数のとき
(D) leaves
→主語が三人称単数のとき
もうわかりますよね?
仲間はずれの (D) が正解になる、というわけです。
選択肢をみると「④時制」の要素も入っているのですが、実は時制以外の観点からも正解を出すことは可能なのです。
とはいえ、この問題、もっと時短で答えを出すことは可能です。
<TOEIC的時短解答テクニック>
★動詞問題で本文に "every ~"があったら「現在形」が正解
※現在進行形は、今まさに行われていることを表すため、習慣を表す every とは一緒に使えません。
ではまた
Ciao!
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