Glovalish de English

映画・洋楽紹介 & 英語学習全般に役立つブログ

1日1題 TOEIC Part 5 (#30)- 動詞問題

f:id:glovalish_english:20180331151042j:plain

今回のTOEIC Part 5 の問題演習

 

動詞問題

The shuttle bus ________ every two hours from the front entrance of the hotel.

 

(A) leave

(B) were left

(C) are leaving

(D) leaves

 

 

=================================================================

 

動詞問題です

 

正解は (D) の leaves

 

動詞問題は以下のポイントを元に作られます

 

① 準動詞 VS 本動詞

② 能動態 VS 受動態

③ 主語に対する述語動詞の対応

④ 時制

 

まず①の観点から選択肢を分類すると

(A) leave

→本動詞

(B) were left

→本動詞

(C) are leaving

→本動詞

(D) leaves

→本動詞

 

で、全て本動詞となっています。

 

ということは①の観点からは正解は選べないので、②の「態」に着目します。

 

同じく選択肢を分類すると

(A) leave

→能動態

(B) were left

→受動態

(C) are leaving

→能動態

(D) leaves

→能動態

 

となっていますね。

仲間はずれの感覚で行くと、A, C, D 対 B と分類されることがわかります。

 

候補の多い A, C, D よりも、候補の少ない B からアプローチした方が、効率はいいので、(B) の受動態の可能性を考えて見ます。

 

SVO型 を取る動詞は「受動態にした場合、後ろには目的語は取らない」ため、(B) は形の上ではOKそうですよね。

 

ただ、ここで (B) に飛びつくとやられてしまいます。

 

なぜなら、leave という動詞は

1) She left Tokyo. (彼女は東京を出た)

→他動詞 (SVO型)

2) She left for Tokyo. (彼女は東京に向け旅立った)

→自動詞 (SV型)

のように、他動詞&自動詞両方の働きを持っているため、能動態として使った場合でも、後ろに名詞目的語がなくても成立するからです。

 

ということは、先ほどの問題作成ポイント

① 準動詞 VS 本動詞

② 能動態 VS 受動態

 の2つまできても答えは絞れないということになります。

 

では、次のポイント

 ③ 主語に対する述語動詞の対応

からアプローチして見ましょう。

 

主語は The shuttle bus と「三人称単数」となっていることに気づきましたか?

 

もう一度選択肢を「主語に対応する述語動詞の形」に着目して分類してみると

 

(A) leave

→主語が複数のとき

(B) were left

→主語が複数のとき

(C) are leaving

→主語が複数のとき

(D) leaves

→主語が三人称単数のとき

 

もうわかりますよね?

仲間はずれの (D) が正解になる、というわけです。

 

選択肢をみると「④時制」の要素も入っているのですが、実は時制以外の観点からも正解を出すことは可能なのです。

 

とはいえ、この問題、もっと時短で答えを出すことは可能です。

 

TOEIC的時短解答テクニック>

 

★動詞問題で本文に "every ~"があったら「現在形」が正解

 

※現在進行形は、今まさに行われていることを表すため、習慣を表す every とは一緒に使えません。

 

ではまた

 

Ciao!

定額制メールサポート

Glovalish ではTOEIC学習の定額制メールサポートを行っています。

「公式問題の解説は少なすぎて理解できない」

「この文法問題の解説がもっとほしい」

等、メールで質問にわかりやすくお答えいたします。

詳細は弊社ウェブサイトを御覧ください。

www.glovalish.com

 

 

 

ブログランキングに参加してます。

よければクリック応援お願いします!

 


TOEICランキング

にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ
にほんブログ村